弁護士の仕事では，土地の価格が問題になることが多いです。

土地明け渡しの訴訟をする場合は，印紙代の算定をする基準になります。

遺産分割では，遺産の総額を決めるために土地の価額を明らかにしなければなりませんし，破産事件では売却価格を決めなければなりません。

このように，いろいろな場面で問題になるのですが，土地の価格を算出するのはとても難しいです。よく使われる指標には，公示価格，路線価，固定資産評価額などがありますす。さらに，市場価格はまた別なので，余計にややこしくなります。

場合によっては，不動産鑑定士に鑑定依頼することもあります。

お客様に適切なアドバイスをするためには，法律以外の知識も必要です。